SMALL-FIELD / CAR LIFE / 106S16 / 106日記 / 2000年 / 6月

4日(日)

慣らし2日目。
午後に自宅を出発し、横浜新道から保土ヶ谷バイパスを経由して、東名高速「横浜町田I.C.」へ。下り(名古屋方面)に乗る。
東名下りは山越えを含むので、慣らしに最適とは言い難いが、自宅から一番近い(一般道の距離が短くて済む)高速道路なので良しとする。本日の目標は、総走行距離500km。

5速3100rpmで100km/h。よって、東名の法定速度区間は、3100rpmを上限として走る。80km/h制限区間は、昨日と同じく2500rpmにて走行。

浜松あたりまで行くつもりだったのだが、単独行でハイウェイカードを食い潰すのはもったいないなぁ、と思い、15時51分「清水I.C.」で降りる。オド・メーター317km。

その後国道1号線(静清バイパス?)を東上し、「富士I.C.」から東名上りに乗る。
「今日は早めに帰ってCAR LIFEの準備をしよう」とか思いつつ走っていると、「横浜町田手前 渋滞11km」の表示。しばらく進むと、渋滞の距離が14km・15kmと、だんだん長くなっていく。ラジオで交通情報を確認すると「交通集中による渋滞」とのこと。これは回避したいと思い、安易に「御殿場I.C.」で一般道に降り、箱根越えを選択する。
「渋滞よりは山道の方が良かろう、せっかくだから”猫足”の感触も確かめておこうではないか」なんてことが頭をよぎったのだ。時刻は16時56分、オド・メーターは385km。
…そして20分も経たないうちに、「山道+渋滞」にハマリ込んだのであった。

新緑の心地良い季節だよ? 箱根なんて混んでるに決まってんじゃない。
渋滞から抜け出せた時刻は書き留められなかったので定かではないが、30分くらいはハマってたと思う。

その後「西湘バイパス」に乗り、「西湘P.A.」に到着したのが18時15分。食事を摂り、35分に出発。
で、またやっちゃったんだな。「大磯港出口」で降りなきゃいけなかったんだ。気付いた時には渋滞最後尾。3km進むのに36分かかったから、えーと平均時速5kmか。
唯一の慰みは、隣りの車線にプジョー406クーペが居たので、その美しいボディ・ラインをじっくり堪能できたこと。

西湘バイパスを降りた後、国道1号方面にシフトし、「新湘南バイパス」にて脱出。
いい具合に燃料が減っていたので、昨日と同じガソリンスタンドへ行き、同じように給油してもらう。
423.9kmで30.48L、区間燃費は13.9km/L。…まぁ、こんなもんかな? 大して回してはいないけれど、渋滞にもけっこうハマったからなぁ。エアコンもけっこう入れてたし。

結局、帰宅したのは21時。目標の500kmも達成できなかったし、今日はイマイチであった。
とはいえ、半日で300km以上走ったので、「体の慣らし」としてはそれなりに収穫があったはず。
実際、「視点が左側にあること」には、かなり慣れた。車線の中央を走らせるのは難しくない。…もっともこれは、試乗の時からさほど難しいとは感じていなかったのだが。

ドライビング・ポジションは、今日もしっくりくる位置を見つけられなかった。
左手でハンドルを回すのは、苦にならない。しかし、直進キープのためにハンドルを固定するのが、予想外に辛かった。「軽すぎないパワ・ステ」の影響もあるにはあるが、右手で固定している分にはちっとも苦にならない程度なので、これは慣れの問題のようだ。
やはり7年間で培った「右ハンドル仕様」の体は、1日や2日では「左ハンドル仕様」にはならないということか。

右手でシフト・チェンジも、いくらか慣れたが「しっくり」とまではいかない。特に5速は、存在自体が不慣れ(アルト号は4MTだった)なので難しい。

盗難防止装置が、何回か誤作動した。感度調整の問題だろうと考えていたのだが、帰宅後、駐車場前で立ち話をしていたら、突然ラジエータの冷却ファンが回り出した。エンジンは既に切ってあり、キーも抜いてある状態。
106の取り扱い説明書を見ると、確かに「エンジン停止後も動作する」と記されている。これが、振動センサーか電流センサーのいずれか、もしくは両方に反応していたのだろう。
既に夜も更けており、原因箇所特定は明日に回すことにする。

本日の走行はすべて1名乗車。



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