僕が普通自動車第一種免許(普免)を取得したのは、1990年12月。二輪よりも先です。その年の春に20万円くらいの収入があり、「乗りたいのはバイクだが、普免を取っといた方が何かと便利だろう」と考え、近所の教習所に入校。だらだらと通って期限ギリギリで仮免を手にし、さらに卒検の段階になって仮免紛失! 二俣川まで行って再交付してもらい、8ヶ月かかってようやく卒業。
卒業後すぐに中型二輪の教習に通ってこちらは翌年2月には卒業、4月頃にはRZ350を購入してバイクに傾倒していったので、普免は「持ってるだけ」の状態が長く続きました。
そんな僕が初めて車を購入したのは、1993年の6月。バイク通勤をしていたのですが、梅雨に入って厳しい状況の中、とりあえず通勤の足として購入したアルト号から、僕の「CAR LIFE」は始まりました。
アルト号には、車の楽しさをたくさん教えてもらいました。細かい不満は色々ありましたが、それをカヴァーして余りある魅力を持つ車でした。
しかし年式の旧さからくるガタに加え、事故で歪んだフレームの影響は深刻で、3回目の車検を機に買い換えを決断。当初の最有力候補はマツダのDEMIOだったのですが、紆余曲折を経て最終的に僕が選んだ車は「プジョー106」。
この「CAR LIFE」では、プジョー106との暮らしを、燃費や故障履歴などのデータを交えながらお伝えしようと思います。