SMALL-FIELD / SONGS

Song 13:春風吹いて

歌詞

しゅんぷう吹いて

作詞/作曲:小野史生

無理な暮らしは 長くは続かない
誰かの期待に応えられるばかりじゃない
そんなことは わかりきっていたのに
上手く立ち回ることができなかった

でももう大丈夫 やり直すときが訪れた
今度は上手くやれるさ

ずっと失くしていた 情熱を取り戻した
あのころの気持ちを
長い旅の途中で 少し休憩しただけさ
よくあることさ
靴紐を結んで 肩に鞄を掛けて
もう一度 歩き出すんだ

上手くいかないことのほうが多い
100点満点を取れるときばかりじゃない
そんなことは わかりきっているのに
自分を見失っていたんだ

でももう大丈夫 やり過ごすことを覚えた
もう見失わないさ

ずっと歩いてきた 道のりを信じるんだ
これまでの自分を
独りよがりではなく 誰かにいわれるがままでもなく
選んだ道を
信じて 一歩ずつ 前に進むんだ
迷わずに 歩き出すんだ

ずっと失くしていた 情熱を取り戻した
あのころの気持ちを
冬の野火に焼かれても 春風吹いてまた芽生える
野草のように

ずっと歩いてきた 道のりを信じるんだ
これまでの自分を
独りよがりではなく 誰かにいわれるがままでもなく
選んだ道を
信じて一歩ずつ 前に進むんだ
迷わずに 歩き出すんだ

もう一度 歩き出すんだ


裏話

2018年8月に書いた曲です。同年6月に職場が変わったのを機に作りました。いずれ、良くも悪くも新しい環境に慣れて「当たり前の日常」になっていくと思いますが、この歌を唄えば初心を思い出すことができる、そんな歌ができました。